02年春夏のロンドンコレクション参加デザイナーのうち、バーバリー、クレメンツ
リベイロ
ニコル ファリ、ポールスミス、ジャスティン オー、キャサリン ハムネットが、
今回のテロ事件による影響から、ショーを中止しました。
ジェシカ オグデン、アルカディアスジョーケイスリー ヘイフォードは、
予定通りショーをおこないました。
ヨーロッパのアパレル業界も、アメリカが大きい顧客だけに今回のテロ事件による影響は、
ミラノ、パリコレクションとさまざまな、部分で出てきそうです。
今年のはじめごろから、スタイリスト、モデルらが、はきはじめた古着のメンズライクな
軍物カーゴタイプの6ポケットのパンツが、少しづつストリートで広がりつつあります。
軍物サープラスの古着や、ポケット&すそなどにファスナーの付いているもの、
すそがスピンドル、全体には、現在レディースで売れている
センタープリーツなどのワイド、バギーパンツよりは、シルエットが細いタイプのデザインです。
また、軍物エアーフォースタイプのジャンプスーツ(つなぎ)も登場しています。
スタイリングは、レディースのより強いマニッシュなパンツイメージです。
これら総称の「パラシュートパンツ」ですが、80年代の復活、レディースのマニッシユ化からの
流れです。バランス的に靴、トップスなどのコーディネートがむずかしいのが難点なので、
冬に向かって一気にストリートに広がるかは疑問ですが、2002年春夏のレディースの
ボトムデザイン傾向に、大きな影響を与えることになりそうです。
レディースの今年の冬物の追加企画デザインの中で「チャイナ服」が新鮮です。
中国刺繍や、柄などのチャイナイメージのデザインや、
チャイナブルゾン、チャイナドレス風なデザインなどです。
着こなしのポイントは全身チャイナではなく、チャイナドレスにアウターは普通の物を
コーディネートするなどです。
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